カメラ水準器VCIを公開しました

こんにちは、バーチャルキャストのshodaiです。

本日のバーチャルキャ1.7.2aへのアップデートで一部の標準アイテムをVCIにて制御することが可能になりました。そのサンプルとしてハンディカメラの機能を拡張するようなVCIを作成しました。

このVCIには以下の機能があります。

1.水準器の追加

デジタルカメラなどによくあるカメラの傾きを可視化しています。カメラを狙った角度に調整することが可能です。また、水準器の表示はプレビューに張り付けることが可能ですが、このモードではモニターカメラにも水準器が表示されるため、位置合わせのみでお使いください。

2.制御棒の追加

カメラの位置を固定したまま傾きのみを調整できる棒を追加しています。後ろから生えている部分を掴んでいただけるとその場からは動かせないことが分かります。

3.オートスナップ(On / Off 可)の追加

カメラの脇に表示されるボタンをオンにすることで、傾き、仰俯角が水平に対して一定値以下の場合、水平にすることが可能です。これまでできなかったカメラの細かな調整が可能です。

4.カメラの位置・傾きのセーブロードの追加

カメラの位置・傾きを記憶しておいて、後から全く同じ位置・傾きに戻すことができます。

これまで、一度カメラを動かしてしまうと全く同じ構図を作るのは難しかったのですが、このVCIを利用することで一度カメラを動かしてしまっても同ポジ撮影が可能になります。

 

これらの機能は新しく追加された関数を用いて実現しております。ドローンカメラを作ったり、ハリセンを遠隔操作したり、といった機能拡張から遊びまでさまざまなことが可能になりましたので、是非VCIを制作してみてください。

今回の更新で入った関数の情報については下記をご覧ください。

https://virtualcast.jp/wiki/doku.php?id=vci:updatelog:1.7.2a